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エコブログ
2023.08.10

教育と精神

私はとある島で育ちました。
家の裏手には、ブランコしかない小さな公園を挟んで、すぐ海があります。
ベランダに立つと波の音が聞こえるくらい、海が近かったです。
毎年、海開きの前に、父と、ご近所さんたちと、ゴミ拾いをするのが恒例でした。
海水浴場がにぎわってくると、「ふふん、どうだ、私が綺麗にしたんだぞ」と子供ながらに誇らしかったのを
覚えています。

最近ふと、そんな子供時代のことを思い出し、懐かしくなりました。
そこで!
近所で(残念ながら海なし県の埼玉ですが)ゴミ拾いをしてきました🌞

河川敷があるので、そこまでゴミを拾いながら歩いていきます。

朝の5時半くらいです。
ちょっと道が分からなくて川の淵まではたどり着けませんでした(笑)

さっきの町中の方がいっぱいゴミ落ちていました。川の周辺は比較的綺麗な状態です。
やっぱり引き返してゴミを拾うことにします。

一時間でこれだけのゴミが拾えました。
このゴミ袋は確か45ℓだったと思います。帰り道、これを持ちながら歩くのはしんどかったです。
出発したときは、ゴミ袋大きすぎるかな?と思っていましたが、意識してみるとポイ捨ての多さに驚きました。

空調服を着ていても暑かったですが、いい運動になりましたし、なにか大切なものを取り戻せた気がしました。

都会は人が多く、電車の乗り換えはいつまでたっても上手くいかず、(笑)
慌ただしく時間が過ぎていき、なかなか心のゆとりが持てないような気がしています(個人的に)
便利なものに囲まれていると、おいしいところにしか目がいかず、なかなか環境を守っていこうという気持ちにならないと思います。
環境保全の意識は、元々持っているものではなく、教えられて気づくものだと思っています。

自然いっぱいの環境の中で、父が教えてくれたこと、社会人になってからはすっかり忘れていました。

ゴミをポイ捨てしない。生き物は大切にする。困っている人がいたら助ける…

ここでは海開き前のゴミ拾いの話しかしませんが、色々思い出しながらゴミ拾いをしていました。

私が、もし家庭を持ち、子供を育てることがあったら、一緒にゴミ拾いをしたいです。
海や山や、色々なところに連れていき、自然の大切さを教えたいです。
みんなのための未来のための、教育ですね!

MH