皆さま、今注目されている経済の考え方、「サーキュラーエコノミー(循環経済)」はご存知でしょうか?
サーキュラーエコノミーとは、従来の「作って、使って、捨てる」という一方通行(リニア)の経済モデルを、
「廃棄物を出さずに資源を何度も循環させる」システムへと転換することを目指しています。
これは単に「リサイクルを頑張る」ということではありません。製品の設計段階から、修理しやすく、
長く使えるようにし、最後は資源として高い価値を保ったまま再利用できるように工夫する、
ビジネスの根本的な見直しです。
私たちに身近な例で言えば、着なくなった服を店頭の回収ボックスに入れることや、マイボトルやリユース容器を
選ぶことも、この循環を支える行動です。
資源が限られる現代において、サーキュラーエコノミーは環境負荷の低減と、ビジネスの新しい価値創出を
両立させる鍵となります。
「捨てる」を前提とせず、「活かし続ける」前提で、今日一日の業務の中でも、資源の無駄をなくす工夫を
意識していきましょう!
RK