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エコブログ
2025.05.23

南部風鈴

まだ早いかなと思いながら、
昨年から使い始めた「南部風鈴」を引っ張り出してきました。

南部風鈴とは伝統工芸品「南部鉄器」で知られる岩手県の南部鉄を使用した風鈴のことです。
ゴツイ見た目にも関わらず心地よい音を出すところに惹かれて購入してしまいました。
ガラス製の風鈴のチリンチリンと短い音を鳴らすのに対し、
密度の高い鋳物を使っている南部風鈴はリーンと長く、高く澄んだ音が特徴です。

風鈴の音を耳にした途端、じめっとした暑さが消え、涼しくなったように感じます。
それはなぜなのでしょうか。

風鈴がもたらす効果①:1/fのゆらぎによる「安らぎ」

風鈴の音色が、波の音や炎が燃える音と同様の1/fのゆらぎであるためリラックス効果があります。

風鈴がもたらす効果②:高周波数や倍音による「心地良さ」

風鈴が出す高周波音は脳を活性化させてストレスを軽減させる効果があり、基音をもとに
整数倍の周波数を持つ倍音も含み、心地よさを感じさせます。

風鈴がもたらす効果③:脳の働きによる「涼しさ」

某テレビ番組で実施した実験によると、風鈴の音を聞き始めたところ、
サーモグラフィーで見る腕の体表面温度が下がったそうです。
風鈴がなっているということは風が吹いていて涼しい、と脳が判断し、
脳から末梢神経へ指示が届く事で実際に体温が下がるのだといわれています。

電気不要!設置簡単!(近隣への音の配慮は必要)
今年の夏も猛暑になりそうですが、風鈴をうまく使って、何とか乗り切りたいと思います。


K・S

引用 https://magazine.sbiaruhi.co.jp/0000-6199/