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エコブログ
2023.11.02

プラスチックリサイクル

皆さんはプラスチックがどのようにリサイクルされているかご存じですか?
私自身、なんとなく他の製品になったりしているのかな。など思っているだけでした。そこで今回少し調べてみたのでご紹介します。

まずプラスチックはリサイクルすると何になるのでしょうか?
リサイクルによって作られるプラスチック製品の例は作業着などの衣料品や、ペットボトル、洗剤などの容器から公園の遊具、ベンチなどです。
プラスチックから作られる化学製品の原料には、製鉄などに用いるコークスや、アンモニア、溶媒として使われるメタノール、ベンゼン、トルエン、キシレンなどがあるそうです。
こんなにたくさんの物になっていたのですね。驚きです。

これらは3つのリサイクル方法によって作られているそうです。
1つ目はマテリアルリサイクル:廃プラスチックから新たな製品を作る。です。
マテリアルリサイクルとは、廃プラスチックから新たなプラスチック製品を作る方法です。
廃プラスチックを溶かして再びプラスチック原料に戻した後、新たな製品に加工します。

2つ目はケミカルリサイクル:廃プラスチックを原料に分解し再利用する。です。
ケミカルリサイクルとは、廃プラスチックを原料である炭化水素(石油に近い成分の炭素と水素から成る油)やガスなどに分解し、再利用する方法です。

3つ目はサーマルリサイクル:廃プラスチックの熱エネルギーを活用する。です。
サーマルリサイクルとは、廃プラスチックを燃やした時に発生する熱を、エネルギーとして再び活用する方法です。
廃プラスチックは紙類と比べると発熱量が大きく、焼却時の熱や蒸気で発電したり、温水プールを温めたりできます。

この3つのリサイクル方法によりプラスチックはまた息を吹き返しているのです。
しかし、リサイクルをするにはしっかりとした分別、洗浄等を行う事が必須の条件になるのです。
正直、私はできている時もあればできていない時もありました。皆さんも思い返してみて下さい。
しっかりと分別をする事で資源になるのか、ゴミになるのかが決まってしまいます。
それは我々ひとりひとりの行動が大きく関係している事なのだと感じました。
プラスチックの分別はかなり大事ですよ。

MT