私は2024年3月に入社し、まもなく入社から丸2年が経ちます!
事務仕事をしながら1年が経った頃、ふと弊社が行っている給排水設備改修工事という仕事への理解が
乏しいな、ということに気がつきました。
部内で相談したところ、2年目に向かう現在は、指示書や写真などの情報と実際の工事内容を結びつけながら、
図面を見て材料を拾ったり、現場に行く日を設けていただいています。
少しずつ給排水設備改修工事について勉強していく中で、「この工事業自体がエコ活動なのでは…?」と思ったので
調べてみることにしました。
エコというと、節電・節水グッズや再生可能エネルギーを思い浮かべますが、
実は給排水設備こそが、日常の無駄を減らす影の立役者でした!
古い配管の内部には、長年の使用でサビや水垢がこびりついています。
これらはただ汚れているだけでなく、水の通り道を狭め、摩擦(抵抗)を大きくしています。水が通るために、
余計なエネルギーが必要になっているのです。
そこで新しい配管に交換すると、水の流れが抵抗なくスムーズになるため、水を押し出すポンプが無理な力を出す
必要がなくなり、ポンプにかかる負荷が大幅に軽減されます。その結果、モーターの運動効率が向上し、
電力消費の抑制に直結します。
他にも、サビや経年劣化で小さな穴や亀裂が生じた古い配管を新しい設備に交換することで、地価や壁内部の
見えない漏水を防ぎ、水資源の無駄遣いをゼロにできます。
また、受水槽を交換することで、より安全で安定した水を維持しやすくなり、余計な消毒剤の使用などを
減らすことにもつながります。
このように事務仕事のデスクから見ているだけでは気づけなかった、
弊社の仕事がもたらす大きなエコへの貢献という、大切な発見がありました。
これからも、カンパネ株式会社の一員として、環境にやさしい取り組みを支えていきたいと思います!
WS