少し前、携帯の通知で読売新聞の記事が流れてきました。
記事には「東京の水道の歴史を江戸時代から現代までたどった解説書―――400年以上にわたる先人たちの歩み」
とあり、東京の水道史に関する本の紹介でした。
私はその時、普段仕事で接している給水管の起源がすごく気になり、すぐに購入してみました。
読んでみて、特にエコに関して気になった点があったのでご紹介します。
「自然素材と自然の動力」
江戸時代の水道には給水ポンプがなく、水は全て重力を利用した自然流下方式で配水されていました。
また、配管材には主に木や石(木樋(もくひ)、石樋(せきひ))といった自然素材が使われていました。
これはエコの観点から見ると、非常に省エネで、環境に優しい材料を使用していたと言えます。
現代のスケールで再現するのは難しいかもしれませんが、できる限りエコな素材を使用していきたいですね。
また、江戸時代の水道業者も現代と同じように改修工事に追われていたようで、その点も興味深かったです。
引用
https://www.yomiuri.co.jp/culture/book/interviews/20250722-OYT1T50056/
「江戸・東京水道全史」鈴木浩三
SK